アレキサンドライトについて

アレキサンドライトが持つ意味




高価なため、パワーストーンとしてはあまり流通していませんが、ムーンストーンやパールとならんで、6月の誕生石とされます。
エメラルドとルビーの2面性を持つ意味から、双子座の守護石とされてもいます。
パワーストーンとして出回っているものは、小さいものやクラック(ひび)の入ったものといった、宝飾目的としては難のある石である場合があります。
それでも流通量はきわめて少なく、めったに手に入らないレアストーンであるといえるでしょう。
石言葉としては、
 「秘めた思い」
「魅力」
「叡智」
「自立」

といったものがあります。
パワーストーンとして、アレキサンドライトは、ルビーの魅力を高めるパワーと、エメラルドの癒す力や叡智を与えるパワーを兼ね備えています。
 
「自立」という面から、周囲に振り回されずにありのままの自分を貫いて生きる強さと柔軟性を与えてくれます。
つまらない雑念が入りにくくなり集中力や創造力も高まるので、専門性やオリジナリティを要する仕事をする時などに身につけているといいでしょう。
また、近所づきあいなどで不本意に人に流されたりせず、自分の時間を大事にするための力も与えてくれます。
さらに、「二面性」という性質も持っているので、周りにあまり影響されることなく自分らしく過ごすうちに、内に秘められた新しい面が現れてきて、
そのギャップから生まれる個性的な魅力を発揮することもあるでしょう。


アレキサンドライトは、危険に直面するとそれをうまく回避する力も与えてくれるとされ、邪悪なものから守ってもくれます。
帝政ロシア時代の軍服が赤と緑の2色だったことから、そのようなとらえ方がされるようになったようです。
そのような性質のため、周囲に流されないといっても他人との交流を絶ってしまうわけではなく、状況に応じて柔軟に対応することができるようになり、
自分らしさを貫きながらも、愛情と信頼をもって周囲とうまくやっていけるようになるでしょう。
まとめると、アレキサンドライトは、本来の自分をしっかりと貫きながら、周囲や人生の困難に対し柔軟に対応する力を与えてくれます。
また、内なる個性を引き出し、創造力を発揮させてくれる石でもあります。